最近は『東映映画』ばかり観ています。
しかも、70年代のギラッギラした感じのばかり…。
子供の頃は
「明るく楽しい東宝映画」が好きで、
上品な子供だったのでしょうな!
ほら、何か、東映って
「うわーっ」って叫んで殴りあってばかりな印象があったもので。
カメラも揺れてるし。
でも、私も「アラフィフ」になってまいりますと味覚が変わったのでしょうか?
それとも上品じゃ無くなったのでしょうか?
自然と身体が欲します。
先週末から
・0課の女 赤い手錠(1974)
スレッカラシな女刑事、杉本美樹が丹波哲郎と室田日出男の命で大暴れ!
・暴走パニック 大激突(1976)
渡瀬恒彦がドアの取れたトヨタクラウンで大暴れ!
・狂った野獣(1976)
ジャックされたバスに乗り合わせた渡瀬恒彦が大暴れ!
・新幹線大爆破(1975)
爆弾犯の高倉健VS新幹線司令の宇津井健が演技で激突!
・宇宙からのメッセージ(1978)
レイア姫より可愛い志穂美悦子が印象的な和製スターウォーズ!
・徳川セックス禁止令 色情大名(1972)
女嫌いの田舎大名が徳川家から純真無垢なお姫様(杉本美樹!)をお嫁に貰ってさぁ大変!
何周も回って新鮮な作品たち。
初見のものもあれば久々のものもありましたが、私、すっかり70年代脳になりました。
現在、副読本ともいうべき「東映スピード・アクション浪漫アルバム」を読んでおります。
どちらかと言うと「ディティール主義」「細かな設定尊重主義」の私ではありますが、圧倒的な映像パワーの前では
多少の繋がりのおかしさや設定の破綻なんて小さなコトと思ってしまえるから不思議です。
地球防衛堂の新作『野獣交番』は1979年のお話。
勉強になりました。